2016年3月議会 篠原ゆか 一般質問報告 ①(4)若者の自立を応援する窓口設置について

【篠原質問】

細目4若者の自立を応援する窓口設置についてお聞きします。他の自治体では、子ども、若者支援の窓口ができ始め、総合的に若者を応援する仕組みが出来てきています。  今、引きこもりや、非正規労働者で働き続ける方や、正社員になっても会社と合わず病にかかり、そこから社会復帰ができない方、対人関係のストレスで引きこもりになる方など、たくさんの人達が社会に貢献したい気持ちはあるけれども、動き出せない状況があります。そういった方たちを応援しようとする団体もできてきています。一方で、若者サポートステーションのなり手がいないなどのサポート団体が少ないというのも問題として浮き彫りになってきています。サポート団体、支援団体がいることも大きな強みになると考えますが、やはりきちんと各自治体に若者の自立を応援する窓口を設置し、総合的に支援を行っていく取り組みが必要であると感じています。窓口設置についての質問は度々行っており ますが、再度、市の見解をお聞きしたいと思います。 若者の自立を応援する窓口設置について市の考えをお聞かせください。東京都が設置した引きこもり相談窓口についてもお聞きします。現状はどうなっているのでしょうか。

【答弁者:子ども家庭部長】

国は、子ども若者育成支援推進法に基づき、子供・若者育成支援推進施策に関する基本的な方針として、子ども・若者育成支援推進大綱としての子ども・若者ビジョンを策定し、5年経過後の今年度、見直しを行い、ビジョンに代わる新たな「子ども・若者育成支援推進大綱」を策定したところでございます。

また、東京都では、法における努力義務である都道府県子ども・若者計画として、昨年8月に東京都子供・若者計画を策定いたしました。

これらの中で、困難を有する若者の社会的自立に向けた施策等が示されております。

本市では、現在、具体的な取り組みは、行っておりませんが、国及び都における計画等を踏まえ、本市として、子ども・若者を支援するための計画及びネットワークの整備等、先進自治体の事例等を調査するとともに、若者の相談窓口体制について研究してまいりたいと存じます。

ご相談があった場合、東京都のひきこもりサポートネットや立川にございます、育て上げネット、若者サポートステーション等の情報提供をさせていただいております。

また、都のひきこもりサポートネットにおける訪問相談におきましては、市が一次的な受付場所となっていることから、市から都へお繋ぎすることとなっておりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。