見る・知る・考える~都市農業のこれから~

2016年10月31日 10時22分 | カテゴリー: トピックス

10月27日(木)昭島市消費生活者連絡会主催のバス見学・学習会「見る・知る・考える~都市農業のこれから~」に昭島・生活者ネットワークの事務員が参加しましたのでレポートします。

都市農業については、昭島・生活者ネットワークの「生活者ネットレポート 湧水103号」でも取り上げておりますが、今回の参加を通じ、地産池消が非常に重要であること、またその手段として市民がより農に親しみを感じられるような地元の農に関する情報インフラの整備、生産者とのいろいろなありようの連携の模索が必要である、と感じました。

当日午前中は、各所の見学にまわりました。江戸東京野菜「拝島ネギ」取り組み先⇒体験農園「緑町やさい畑」⇒みの~れ立川⇒みどりっこ昭島⇒福島町の農園住宅 です。

午後は、農業従事者の方々や農園住宅の開発先を交え「都市農業のこれから」についての懇談会となりました。

伺ったお話よりお伝えしたいことは、

●拝島ネギ保存会が立ち上がったが、生産量は少ない。11月の昭島市での産業祭のほか、みどりっこにも置かれるが本数が限られている。一方、都心の成城石井などには卸されている。

⇒貴重な生産物であるにも関わらず、地元でのアピールに不足があるのではないか(=農の情報インフラ整備と発信が必要)

●地元農家の方々はみたくれよりも安全を重視し、農薬を少なくして栽培をしている(体験農園「緑町やさい畑」も同様)。一方、消費者は見た目を重視する。地元で育った安全な野菜を是非購入して欲しい。

⇒地場野菜はどこで購入できるのかの情報にアクセスしづらい。また自分からアプローチしなければ、上記アピールに触れる機会がない。(=農の情報インフラ整備と発信が必要)

●農作業に関わる臭いなどで市民からクレームがくることもあり、都市農業への理解が少ない。

⇒販売以外にも、生産者との交流の機会をいろいろな場で設けられないか。また、地場野菜を用いる飲食店が一定数でてこないのか。

※一方、福島町にできた農園住宅には入居者もでてきており、農ある暮らしに関心持つ市民もいる。市内にいる農に関心もつ人々が有機的につながれるような何らかの取り組みができないのか。

●お野菜を買いに来る親子の会話から、子どものみでなく親も野菜への根本的な理解度が足りないと思われるときがある。

⇒生産者との交流の場を設けられないか。また、小金井市のように、子どものみでなく親の食育まで視野にいれた取り組みができないか。

以上、地元で農を身近に感じるきかっけが、少しづつでも増えていく必要性を再認識した企画参加でした。