子どもの育ちを支えよう ~オーガニック給食の実現、学童クラブの待機児解消を~
オーガニック給食を実現しよう
人や環境に優しい農法で農地を保全する取り組みに学校給食を絡めることで、生産者を守りながら子どもの育ちも支えられ持続可能なまちをつくります。
地場あるいは近隣の農産物の有機無農薬栽培の食材を1品からの取り組みを求めました。市は食材の大量調達と価格的に困難制があると答弁。
地場野菜の取り組みについては土を改良し極力農薬を使わない栽培に取り組んでおり安心・安全につながり重要。生産者支援として翌年生産の苗の補助を検討中とのこと。
農法にこだわった米飯利用の増加は現段階では困難、国産小麦や米粉パンの導入の検討については予算に応じ取り組んでおり、アレルギー既往児も食べられる米粉パンの取り組みを検討中で、外国産小麦粉の残留農薬検査結果を公表について検討するとのこと。さらに食の安全が足元から崩れるような技術開発である培養肉、フードテックなどのような食材を調達しないことを求めました。
現在、各地で無償化に取り組む自治体が増えていますが、昭島・生活者ネットワークとしては、質についてもしっかり担保すべきと主張していきます。
議会質問の詳細はこちらをご覧ください⇒ 2023年6月一般質問:1-2オーガニック給食(子どもの育ちを支えよう) | 林まい子 (seikatsusha.me)
学童クラブの待機児の早急な解消を
本年3月時点で学童クラブの待機児童数が98名と、前年の39名からの大幅増加が明かになりました。放課後子ども教室やファミリーサポートセンターを待機児童に案内しているとのことですが、迫っている夏休みの対応を質問。現在教育委員会とともに検討しているとのことですが、保護者の就業中に子どもの豊かな時間を過ごせる生活の場の確保は行政の責務であり、就労に支障が生じることもありえます。今後の人口動向に応じ確実に対策すべきです。
あわせて、質の確保も欠かせません。保育の担い手である支援員の欠員が5カ所の学童クラブに生じている状況で、支援員の方からは、過酷な労働環境・安価な賃金のため、働きたくても働き続けられないと切実な声を頂いています。委託先の社会福祉事業団に改善を求める考えを問いました。処遇改善も含め、対策を検討中とのこと。学童保育は委託事業であっても市としても実態を的確に把握し、委託先とともに即刻改善にあたるよう、注視します。
議会質問の詳細はこちらをご覧ください⇒ 2023年6月一般質問:1-3学童クラブ(子どもの育ちを支えよう) | 林まい子 (seikatsusha.me)