2018年6月議会 おおたけ貴恵 一般質問報告②自治体が取り組む持続可能な開発目標(SDGs)について
【おおたけ質問】
大綱2 自治体が取り組む持続可能な開発目標(SDGs)について、お聞きします。
昭島市が取り組む具体的な施策推進と持続可能なまちづくりについて、SDGsのターゲット目標とともに考えよう について、お聞きします。
①昭島市において、SDGsについて職員との情報共有、市民への取り組み状況の情報発信等の取り組み状況について、お聞かせください。
②今後の昭島市の施策のPDCAサイクルを回すときに、自治体SDGsの視点も取り入れ、検証してみてはどうでしょうか。第5次総合基本計画の後半期の折り返し地点となってきました。第6次総合基本計画を今後策定していくにも、自治体としてSDGsに取り組むべきと思います。
明快な答弁をよろしくお願いします。
【答弁者:企画部長】
ご質問の2点目、自治体が取り組む持続可能な開発目標(SDGs)について、昭島市が取り組む具体的な施策と持続可能なまちづくりについて、SDGsの目標とターゲットから考えようにつきまして、御答弁申し上げます。
SDGsは2015年(平成27年)9月の国連総会で採択され、国連加盟193か国が2016年(平成28年)から2030年(平成42年)までの15年間で達成するために掲げた持続可能な開発目標であり、17のグローバル目標と、それらを達成するための169の具体的なターゲット、達成基準で構成されております。
17のグローバル目標には、貧困や飢餓、健康や教育、安全な水、働きがいや経済成長、住みつづけられるまちづくり、環境課題への取組、平和への取組などが掲げられており、その取組の理念は、本市の第五次総合基本計画における「人間尊重」、「環境との共生」のまちづくりの理念に合致し、この理念に基づく施策展開がSDGsの取組に相通ずるものと認識いたしております。
ご質問のSDGsに関する庁内の情報共有についてでありますが、持続可能な開発目標の略称であるSDGsは、行政職員にとっては、まだまだ馴染みのない言葉であると捉えております。
今後、本市の最上位計画である総合基本計画、また、それに連なる分野別計画における政策指標や目標が、SDGsの開発目標のどの分野、達成基準に該当するのかなどを検証する中で、まずは庁内の情報共有を図り、時期を捉えて市民の皆様に情報を発信してまいりたいと考えております。
なお、次期総合基本計画の策定の際には、自治体としてもSDGsに取り組むべきとの御提言でありますが、策定にあたりましては、第五次総合基本計画におけるまちづくりの総括を行うことが重要であると考えております。
その際には、次期計画においてSDGsの視点を、どのように取り入れることがより効果的であるか、研究してまいりたいと存じます。