2019年9月林まい子一般質問「安心して食べられる学校給食にしよう」

(林まい子質問)

次に、大綱2、安心して食べられる学校給食にしようについて質問いたします。  食は、体をつくり上げ、私たちが生命活動を行う基盤をつくります。また、食材は農薬、遺伝子組み換え、ゲノム編集など農や技術のあり方、放射能汚染、地産地消など社会に目を向ける窓口にもなります。食から学べること、考えられることは多々あります。  昭島・生活者ネットワークは、平成29年から30年にかけて、子どもに食べてもらいたい学校給食をテーマに、市民の方々とともに給食センター見学と試食、ヒアリングを実施しました。  給食センターでは、猛暑の中、重労働をなさる調理員の方々のお姿を拝見し、ヒアリングでは、定められた予算や一連の法令、規則のもと、子どもたちが喜ぶような献立を考え、いかに良質な食材を調達するかに御尽力いただいていることがわかりました。  その後、他の自治体との比較をし、市民同士で何度も意見交換を行いました。あわせて、「いただきます」という食育映画の上映も実施し、広く参加者から食についての考え方や希望を伺うこともできました。  別に、市民活動の一環で、昭島市子どもと親の家庭教育講座の制度を用いて自由の森学園学食御関係者に講演いただきましたが、人にも環境にも優しい食、子どもに食から伝えられることとは何かと、参加者一同大いに考えさせられました。  昨年、3月定例会で、篠原有加議員、おおたけ貴恵元議員が給食について市民の声を伝える質問をなさいましたが、当時の御答弁も踏まえて質問させていただきます。  細目1、生きる力になる食育をしよう。  昨年、市内のある小学校が、登校60分前の起床「グッドモーニング60分」推進に伴い、現状把握のため生徒に対してアンケート調査を実施しました。1日もグッドモーニング60分ができなかった生徒が回答者363人のうち42人、うち1日も朝御飯を食べられなかった生徒は71%という調査結果でした。  家庭から食の大切さを伝えられれば何よりですが、この数十年で働き方や家庭のあり方、食を含めた社会状況に劇的な変化が起き、御家庭ごとに食に対してさまざまな向き合い方や捉え方が生じているのだと推測します。  そのようなとき、学校給食は、食への感謝はもちろん、食べたものが体をつくるという認識、食文化の継承など、さまざまなことを伝える媒体になると考えます。  そこで質問です。  昭島市の食育指針をどのように具現化していますか。  次に、お弁当の日、食育指導、牛乳の食べ合わせについてお伺いします。  まず、お弁当の日について。  家庭にしっかり目的が伝わっていると捉えていますか。  家庭に目的が浸透していないことを想定し、学校では子どもが目的を理解できるようフォローしていますか。  忘れた子の割合はどのくらいですか。また、その対処はどのようにしていますか。  次に、学校での食育指導について。  市としてその年の目標はありますか。  何の授業科目で実施していますか。また、各校で実施にばらつきがあり、学校によっては1年間で一度も食育指導を受けない学年もあるようです。なぜでしょうか。  栄養教諭増員の要望を課題に挙げていらっしゃいますが、どのような状況ですか。  保護者に見えてこない食育推進チームの役割と取り組みはどのようですか。  最後に、牛乳の食べ合わせについてです。  保護者より、和食や中華料理の日に牛乳は合わないとの多くの御意見をいただきます。また、平成25年12月には、和食がユネスコ無形文化遺産に登録されました。第2次健康あきしま21でも、この登録をもって食文化のよさを見直し、日本型食生活の実践をする必要があるとされていますが、和食にも牛乳が当たり前と感じる状況をつくるのはいかがなものでしょうか。  牛乳は、学校給食法の完全給食の定義、カルシウム摂取、栄養計算や補助金の関係で毎日献立に上がるのだと理解はしていますが、食育上、牛乳の食べ合わせについて、市はどのように考えていますか。  細目2、物資購入基準書の見直しについて。  定められた予算と限られた人員の中、既に多大な御尽力あっての給食提供であることは十分認識していますが、私は一人の親としても、一定の条件のもと、最大限の安心な給食をと願っております。  今の社会経済状況を背景に、無償化という切り口から給食を考える必要もありましょうが、食はまさに体をつくるため、質の担保もあわせ重要です。  食材を選択し、消費し、需要をつくっていくことは、社会のあり方を変えることにもつながると考えています。市はどのような視点から食材調達をしているか質問させてください。  物資購入基準書が本年4月に更新されましたが、昨年の定例会で物資購入基準書の遺伝子組み換え、添加物についての質問がありました。それを踏まえ、どのように更新がなされましたか。  次に、食材選定につき質問します。ゲノム編集食品、有機農産物、放射能測定についてです。  まず、ゲノム編集食品です。  ゲノム編集食品は、国へ届け出なくても罰則はなく、食品表示の義務化も見送られ、今の状態では今後区別がつかないまま市場に流通見込みです。  東京大学の研究チームが昨年実施したインターネット調査では、約1万人のうちゲノム編集技術を知っているのは半数以下。43%がゲノム編集された農作物を「食べたくない」と答え、「食べたい」の9.3%を大きく上回っています。  昭島でも同様に市民の不安があるのではと推測しますが、市のゲノム編集食品についての考えをお聞かせください。  次に、有機農産物です。  今、世界では、健康・疾患や環境に配慮し、持続可能な社会を目指すために有機農業が注目され、この17年間で世界の耕地面積は5倍になっています。昭島市消費生活展で昨年講演なさった印鑰智哉さんより、国際的には国連機関も協力の上で国際有機農業運動連盟の活動が展開されているとのお話もありましたが、日本では農薬の残留基準値が2017年に引き上げられ、消費者団体などからは批判の声も上がっています。  EU、韓国を初め有機給食が提供され、特に韓国では、全ての生徒に有機で無償の給食を提供する市も出ています。国内でも、一部自治体が給食への有機食材の取り組みをスタートしています。  以上の状況を踏まえ、市は有機農産物についてどのように考えますか。  最後に、放射能測定です。  2017年3月8日、市民団体が子どもたちの放射能被曝リスク軽減に係る給食食材と移動教室先の測定について、319名分の署名とともに要望書を提出しました。国の基準値に疑問を感じる市民からの測定要望が実際にあります。  一般的に放射能汚染が高いと思われる食材の選定及び測定について、どのように考えますか。  細目3、新学校給食共同調理場について。  昨年の定例会で、「新学校給食共同調理場整備基本計画では、基本方針に災害時に食料提供の拠点として炊き出しが可能な熱源や電源の確保などを掲げている。バルク供給システムや太陽光パネル、自家発電設備などの具体的な設備等については今後検討」との御答弁がありましたが、その後どのように検討なされていますか。  以上、子どもたちが学校生活で楽しみにおいしくいただいている給食ですが、他市の状況を勘案しながらも、昭島市として何を大切にして提供するのか、また、給食と食育を通じて子どもたちにどのような大人になって次世代を引っ張ってもらいたいのか、昭島らしさと社会の持続性まで視野に入れて、明確な御答弁をよろしくお願いいたします。

(学校教育部長答弁) 御質問の2点目、安心して食べられる学校給食にしようのうち、1点目の生きる力になる食育をしようについて御答弁申し上げます。  初めに、食育指針をどのように具現化しているかについてでありますが、本市では、学校給食を生きた教材として活用し、さまざまな体験活動を通じて食に関する知識と食を選択する力を習得し、健全な食生活を実践できるよう食育の推進に取り組んでおります。  また、夏休みには親子クッキング教室を開催し、親子で料理をすることを楽しみ、自分でつくった料理を食べることで満足感や達成感を体験し、食への興味、関心を持つきっかけづくりとしております。  こうした食育推進の取り組みは、毎年学校給食週間に合わせて実施する市役所市民ロビーでのパネル展示などを通して、保護者や市民の方々に紹介しております。  次に、お弁当の日についてであります。  初めに、実施の目的につきましては、教育委員会から全家庭に実施の趣旨や実施日などを通知するとともに、各学校におきましても、学校だより、給食だより、ワークシートを配付するなど、全家庭が目的を理解して意欲的に取り組めるよう周知しております。  次に、実施日当日における子どもへのフォローにつきましては、各学級担任により家族と一緒にお弁当を詰めたことや、おかずをつくったことを振り返ったり、つくってくれた家族に感謝して食べようと声をかけたりするなど、発達段階に応じた指導を行っております。  次に、忘れた子どもの割合につきましては0.11%で、その対応といたしましては、保護者へ連絡し届けてもらう。届けることが難しい場合については、学校の教職員がお弁当などを買いに行き、お弁当箱に詰め替えをするなどして対応をしております。  次に、学校での食育指導についてであります。  初めに、年の目標につきましては、市として設定しておりませんが、数年前から「和食大好き昭島っ子」というキャッチフレーズを掲げ、和食に関連する調味料や米、豆、マナーなど、年度ごとに栄養教諭や栄養士が学校訪問の際に重点的に取り上げる内容を決めて実施しております。  次に、食育の実施科目のばらつき、食育指導を受けていない学年についてでありますが、各学校では食に関する指導について、食事の重要性、食事の喜びや楽しさを理解する、食事のマナーや食事を通じた人間関係形成能力を身につける、食物を大事にし、食物の生産などにかかわる人々へ感謝する心を持つなど、児童・生徒の実態に応じて目標を定め、全体計画及び年間指導計画を作成し、計画的に食育を実施しております。  具体的な授業の教科などにつきましては、給食指導を含む特別活動を初め、家庭科、生活科、社会科、理科、体育科、特別の教科道徳、総合的な学習の時間など、教育活動全体を通して実施しております。そのため、1年間を通して食育指導を受けていない学年はございません。  なお、栄養教諭や栄養士、給食調理員などが学校を訪問して食育を行うことにつきましては、学校給食共同調理場から給食を配食している小学校においては、原則として1年生、3年生、5年生で実施しております。  自校給食校につきましては、各校に配置されている栄養士が各校の状況に応じて計画的に実施しております。  次に、栄養教諭の増員につきましては、全国市長会を通じて国へ要望しておりますが、栄養教諭が増員されない状況にございます。  次に、食育推進チームの役割と取り組みにつきましては、食育推進チームは食育を充実させるために校内組織として校長の指名を受けた食育リーダーや給食主任、養護教諭などを中心に設置しております。  取り組みとしましては、食に関する指導の全体計画を作成するに当たり、児童・生徒の実態把握を実施したり、次年度の指導を充実、改善するための検討、お弁当の日の取り組みの事前、事後指導の計画立案などを行っております。  次に、和食や中華と牛乳の食べ合わせにつきましては、学校給食で必要とされるカルシウムを栄養摂取量と価格の両面の要件を満たしている食品として牛乳を提供しております。  次に、2点目の物資購入基準書の見直しについてであります。  初めに、本年4月に更新した物資購入基準書の遺伝子組み換え及び添加物の取り扱いについてでありますが、遺伝子組み換え食品は使用しないこと、添加物については食品の分類ごとに基準を設け、可能な限り安全なものを必要最小限使用することとしており、本年4月以前の物資購入基準書と変更はしておりません。  次に、ゲノム編集食品についての考えについてであります。  ゲノム編集食品は、遺伝子を改変する新しい技術でありますが、現時点では表示の義務化が見送られていることから、使用しているか否かの区別をつけることができません。今後の動向に注視する課題であると考えております。  次に、市の有機農産物に係る考え方につきましては、食の安全性の面では有効なものでありますが、学校給食においては価格や使用量の安定的な確保など、使用について困難性があるものと考えております。  次に、一般的に放射能汚染が高いと思われる食材の選定に係る市の考え方、測定に関する考え方についてであります。  現在、市場に流通している食品は、一定の安全性が確保されていると認識をしておりますが、放射能汚染度が高いと思われる食材につきましては、産地、製造元を確認し、ホームページによる調査などを通して安全性が高いと判断したものを優先して選定をしております。  次に、3点目の新学校給食共同調理場についてであります。  初めに、財団方式による運営につきましては、現在、学校給食調理業務は、自校給食校の中学校3校は民間に委託しておりますが、そのほかは市の直営で運営しております。  今後の運営方法につきましては、学校給食の安定提供と効率的、効果的な運営を図るためにどのような方法が最適なのか、さまざまな角度から検討してまいります。  次に、バルク供給システムや太陽光パネルなどの設備については、防災機能を有する施設として整備をしていくこととしておりますので、バルク供給システムなど、熱源や電源の確保などについては、今後施設の整備を具体的に進めていく中で検討してまいります。

(林まい子質問) 
食育の具現化についてですけれども、本年8月3日の学校給食運営審議会の議事録を確認したところ、「市民に見えてきます食育はポスターや写真の展示が中心だが、他所では参加型で、子どもから高齢者まで楽しめる工夫をするところがある」というふうに意見なさっている委員の方がいらっしゃいました。私自身、この数年、市役所やあいぽっくのパネル展示は足を運んでいるんですけれども、ほかに展示を見る市民の方をなかなか見かけない状況です。
先ほど答弁でおっしゃっていました親子クッキング教室はあるんですけれども、キャパシティーが狭いと認識しています。例えば武蔵野市では、子どもも大人も足を運びたくなり、給食にもっと興味が湧くようにという趣旨で、むさしの給食・食育フェスタというものを開催しているようなんですけれども、プログラム立てをとても工夫していて、体験型でということで、昨年は約1000名の来場があったようです。
昭島市でも、給食をより知ってもらう場になるように、工夫しての開催というのはできないのでしょうか。

(学校教育部長答弁)

今、先ほど御答弁させていただきましたけれども、夏休みに親子クッキング教室を開催して、それは2日間開催をして、約60組の御家族に御参加をいただいています。
この事業についても、非常に希望が多い参加だというふうに思っていますので、今御提案をいただきましたそのことについても確認をさせていただきながら、市として取り組みができることについて研究をさせていただきたいなというふうに考えております。

(林まい子質問)

次に、お弁当の日に移ります。
さまざまなお手紙類を学校からいただくんですけれども、保護者同士で会話をしますと、おおむね何をつくればいいんだろうとか、ちょっと面倒くさいというふうに捉えている方が多くて、子どもと一緒に考えながらつくる、子どもの選ぶ力やつくる力を伸ばすというような捉え方をしている保護者は残念ながら少ないように思えます。
この点はどのように考えていらっしゃいますか。

(学校教育部長答弁)

こちらのお弁当の日については、先ほども御答弁をさせていただきましたけれども、とにかく食事について親子で考えていただく機会ということが第一の目的でございます。
そのためには、さまざま周知をさせていただいてはおりますけれども、今後もあらゆる機会を通じて、とにかくその目的について御家庭の方それから子どもたちにも知っていただいて、このお弁当の日ということを、やはりそういう目的であるということを知っていただいて、各御家庭でお弁当の日について、それをきっかけとして話し合っていただくということが重要だと思っておりますので、あらゆる機会を通じて、その目的について周知を引き続きしていきたいというふうに考えております。

(林まい子質問)

お手紙ですと、恐らく目を通す保護者と通さない保護者がいるかと思います。
例えば、保護者会も全員が参加しているわけではないですけれども、保護者会で担任の方から一言お弁当の日について意義を伝えていただいたりですとか、すごく簡単なことで工夫できることはあるかと思いますので、ぜひ御検討をお願いいたします。これは意見です。
次に、牛乳について確認させてください。
食育の面以外でも、アレルギーで減免しているお子さんや味覚がどうしても受け付けないお子さんへの対処もあると思いますが、アレルギーのお子さんのカルシウム補給はどのように考えていらっしゃいますでしょうか。

(学校教育部長答弁) アレルギーが原因で牛乳を摂取できないお子様につきましては、御家庭でそれを補う牛乳でない食品からカルシウムを摂取していただきたいというふうに考えております。

(林まい子質問)

先日、社会教育委員の方と会話をしていたんですけれども、昭島市で夏休み中に体重が減るお子さんがいるようだということを知って、とても衝撃を受けたというお話でした。もしかして、季節柄食欲がなくなったりということもあるかもしれないんですけれども、今、子どもの7人に1人が貧困と言われています。先ほど私の質問文で申し上げましたように、朝御飯を食べていないお子さんもいるという中で、給食が1日の貴重な栄養源になっている方もいらっしゃるのではと私は思っています。
それも考えまして、学校給食で牛乳に頼らないカルシウム源というのは検討なされないんでしょうか。

(学校教育部長答弁)

まず、先ほども御答弁させていただきましたけれども、カルシウムの摂取ということで、牛乳というのは、一つは価格の面ということもあります。それから、やはり摂取する量。量というのは食べる量で、カルシウムを摂取するのに食べ切れないほどの量を摂取しなければ必要な栄養源が確保できないということではいけませんので、そういう意味では、食べる量、牛乳の場合、飲む量になりますけれども、飲む量もそれほど多くなくて、やっぱり効率的にとれるということで、牛乳を提供させていただいております。
そういうことから、やっぱりカルシウムに代わる栄養を摂取できる品物というのが、価格面、また食べる量の面から、なかなか検討する中でないんです。
そういうことから、給食ではカルシウム摂取に牛乳に代わるものはなかなかないということから、各御家庭でそのものについては摂取をして、補っていただきたいというふうに考えております。

(林まい子質問)

私、今最新の動向は把握していないんですけれども、以前、新潟県三条市で牛乳を1回学校給食から外す試みをしたというふうに情報を得たことがあります。恐らく、工夫をすれば、牛乳以外でも摂取はできるのではないかと思います。
そもそも、学校給食でミルク給食の定義ができたのが戦後であるかと思います。それ以前の日本人は、牛乳にそこまでカルシウム摂取を頼っていないと思いますので、恐らくまだ栄養学では牛乳が一番効率的で、価格面でも提供しやすいということになっていると思うんですけれども、御検討いただける機会がありましたらよろしくお願いします。
あと、食べ合わせにちょっと戻りますけれども、先ほど質問の中で、食育上、食べ合わせをどう思われますかというふうに伺いましたけれども、食べ合わせではない御答弁だったと思います。もう一度、食べ合わせの観点から牛乳提供についてお考えをお聞かせください。

(学校教育部長質問)

食べ合わせという部分では、和食の場合は牛乳が食べ合わせがどうかという意見があるのは、これは承知をしております。ただ一方では、食べ合わせという部分でも、そうではないというような、人によってはいるということも聞いてはおります。
その中で、考え方については人それぞれそういうものもあるのかなというふうには感じておりまして、今御指摘をいただいた中華で牛乳がというところについて、そういう意見もあるということは承知をしておりますけれども、人によっては牛乳でもという人もいるということでも解釈しております。そちらについては、いろいろ賛否があるなということで認識しております。
学校給食としては、先ほどお話ししたようなことで、そういう要件から牛乳を選択しているという状況でございます。

(林まい子質問)

次に、細目2に移ります。
平成26年度の学校給食課による食事と食生活に関するアンケートの結果では、食育に関する事柄の中で最も関心が高かったのが食品の安全の問題で、約6割の方が選んだそうです。それを踏まえての再質問です。
遺伝子組み換え食品は使わないとの記載がある一方、加工食品に一部含まれているとは昨年本会議でやりとりがあったかと思います。例えば福生市では、購入基準書に、遺伝子組み換え食品及びこれらを原材料にした加工食品は使用しないこととまで記載しています。
加工食品に含まれる遺伝子組み換え食品についての市の考え方を確認させてください。

 (学校教育部長答弁)

加工食品も含めた食品で、遺伝子組み換えでないものを使用することを基準としております。

(林まい子議員)

次に、有機農産物に移ります。
東京都教育委員会による東京都における学校給食の実態の最新のものを見たんですけれども、有機農産物、特別栽培農産物の学校データが上がっていまして、都内でも使用校があるようです。給食の価格も、単価も見てみたんですけれども、物すごく昭島と比べて高いというわけではありません。
改めて、有機農産物についての考え方を確認させてください。

(学校教育部長答弁)

化学的に合成された農薬を使用していませんので、安全性は高いと思いますけれども、通常の栽培に比べ手間がかかることから、学校給食での使用については、先ほど御答弁させていただきましたが、価格や使用量の安定的な確保などから困難性があると考えております。

(林まい子質問)

次に、放射能の件に移ります。
立川市では、平成23年の9月から、市民の安心に寄与するために、保育園給食、小中学校給食の放射性物質検査と産地の公表を毎月一度実施しています。平成23年から、震災から月日を経ていますけれども、今に至るまで継続されています。
昭島市ではなぜできないのでしょうか、教えてください。

(学校教育部長)

一定期間、本市においても独自の放射性物質検査を実施した経緯はございますが、現在市場に流通している食品は、産地や流通の過程において、法に基づく放射性物質検査が実施されており、安全が確認されていることから、本市では今後についても市独自で放射性物質検査を実施する考えはございません。
なお、物資を選定する際に、より安全性が高いと判断したものを優先して使用しております。
また、産地につきましては、毎月ホームページで公表しております。

(林まい子質問)

最後に、細目3について意見を述べさせてください。
学校給食の共同調理場整備基本計画では、本年から建設工事が始まるスケジュールですけれども、まだ計画が実施検討中というふうに伺っています。
一方、共同調理場はもう開設から40年以上たちまして、耐震診断で補強対策が必要であるということで、災害時に職員の安全を守れるかということは個人的に非常に気にかかるところです。
あと、実施が定まらない場合に、いっそのこと自校式や予約式も一考の価値はないかということを考えております。奈良市などでは、30年ぐらいのスパンで見ますと自校式のほうがコストがかからないというふうに試算して、実際に自校式に替えたりということをしているようです。ぜひ計画全体の見直しをなさるときに、そういった点も含めての検討をお願いいたします。
以上で質問を終わります。ありがとうございました。