2026年6月一般質問:大綱③市民とともに持続可能な昭島市をつくろう

6月議会の一般質問が終わりました。

1時間の質問持ち時間のなかで、一問一答方式を選び、毎回質問に臨んでいます。
一問一答の再質問前、1回目の質問と市の答弁を以下に書き出します。

※再質問部分については、任期中は市の公式HPの動画からご覧頂けます。
次回議会の時期に市の会議録にアップされます。
https://smart.discussvision.net/smart/tenant/akishima/WebView/rd/speech.html?council_id=58&schedule_id=3&playlist_id=1&speaker_id=29&target_year=2026

【林質問】

大綱3 市民とともに持続可能な昭島市をつくろう

細目1 昭島発プラスチックー1運動の推進について
 世界各地の紛争で理不尽に命が奪われる状況に対し真の平和的解決を切に望みますが、ことイランでの紛争は、私たちの暮らしに深刻な影響を及ぼし、ナフサや石油に依存する危うさが浮き彫りになりました。基礎自治体がいかに持続可能で強靱な地域にシフトできるのか考えたなかで、市のプラスチックマイナス1運動に着目しました。どのように周知し運動を推進しているか、また課題と今後の展開をお答えください。

細目2 再生可能エネルギー創出に向けた取り組みについて

脱炭素社会を念頭にどのエネルギーを利用するかも、持続可能性を左右します。今後は太陽光パネルをベランダなどに置き、家庭の電力網に繋いで発電し、賃貸や集合住宅でも導入しやすい「プラグインソーラー」の普及が望まれます。東京都が次世代太陽電池の住宅実証実験を進めるなど機運が高まる一方、国レベルでは安全基準や接続手続きの法制度が未整備であり、市として、国に対し早期の制度設計に向けた働きかけの必要があることはおわかりと思いますが、今回質問ではベランダーソーラーなど、再生可能エネルギー創出が可能な小規模発電についてのワークショップや、ソーラークッカーづくりを実施し、まずは楽しみながら創エネに取り組む市民の裾野をひろげる考えがあるか伺います。
以上で一回目の質問を終わります。趣旨をお酌み取り頂き、明確なご答弁をお願いいたします。

【市長答弁】

大量生産・大量消費・大量廃棄を前提とした従来の一方通行型の線形経済(リニアエコノミー)は、地球上の限りある資源やエネルギーを消費することにより、天然資源の枯渇、資源採取に伴う自然破壊、廃棄物の大量発生など、地球規模での環境問題を引き起こしてきました。特に近年、地球温暖化に起因する集中豪雨や熱波などの異常気象は気候変動として頻発し、今や気候危機とも呼ばれているところであります。

こうした持続困難な経済システムから脱却し、3R(スリーアール)を基本としながら、資源の投入量・消費量を抑えつつ、廃棄物の発生を最小につなげる持続可能な循環経済(サーキュラーエコノミー)への移行を推進することが大変重要であると認識しており、そのためには、市民一人一人の共通理解、行動変容が不可欠であります。

本市ではこれまでも、「未来につなぐ循環型のまちづくり」を基本理念とし、3Rの推進について、特に発生抑制(リデュース)に力点を置き、プラスチック-1運動の推進、食品ロス削減、企業との連携によるリサイクル事業などに積極的に取り組んでまいりました。

また本年は、気候変動問題について市民が「自分事」として考え、暮らしの中でできる対策などを議論する「気候市民会議」を開催しております。

ここでの意見は、環境基本計画に反映させるとともに、実行性のある取組を実践してまいりたいと考えております。

引き続き、私たちの豊かな地球環境や生活環境が未来にわたり持続することを目指し、市民の皆様とともに、持続可能な循環型のまちづくりの推進に取り組んでまいります。
【環境部長答弁】

ご質問の3点目、市民とともに持続可能な昭島市をつくろうについてご答弁申し上げます。
初めに、昭島発プラスチック-1運動の推進 についてであります。
ご質問にもありましたとおり、昭島発の取り組みとしてプラスチック-1運動を令和2年度より実施しております。これまでの間、広報あきしまや、市ホームページ、リサイクル通信への掲載をはじめ、公共施設へのポスター掲示や環境コミュニケーション施設見学会でのチラシ配布などを行い、周知を図っております。特に小学生の施設見学時には、地球環境を守るためにもプラスチック-1運動の必要性をわかりやすく説明しているところでございます。また、環境緑花フェスティバルでの啓発に加え、ちかっぱーの給水スポット本体にこの取組を記載し、多くの方に知っていただけるよう努めているところでございます。
さらに、令和5年度からプラスチック-1運動協力店制度を開始し、取り組みを始める前の令和元年度と比較すると、家庭ごみで-56.0トン、-3.1%、事業系ごみで-1.5トン、-19.5%となり、取り組みの成果が表れたものと考えております。
一方、プラスチック-1運動協力店につきましては多くの事業者が、独自にプラスチック削減に取り組んでおり、登録店の拡充が課題となっております。
今後も引き続き、これまでの活動を継続するとともに、機会をとらえ、更なる周知を図ってまいります。

次に、再生可能エネルギー創出に向けた取り組みについてであります。
賃貸住宅にお住まいの方など、大規模な太陽光パネルの設置が難しい環境にある市民の方にとっても、再生可能エネルギーを身近に感じ、実践できる機会を広げることは重要であると認識しております。
市が毎年開催している「あきしま環境緑花フェスティバル」においては、出展者によるソーラークッカーの実演が行われており、来場者が太陽エネルギーの活用を体感できる機会となっております。こうした取組は、再生可能エネルギーへの関心を高め、市民が楽しみながら創エネに触れるきっかけとして、大変意義深いものと考えております。
現時点では、ワークショップやソーラークッカーづくりを市が実施する考えはありませんが、引き続き既存のイベントや環境学習の場を通じて、再生可能エネルギーへの理解促進に努めてまいります。